2012年5月8日、10年使われてきた教会堂のカーペットが新しくなりました。その工事が今日、朝10時から職人二人によってなされました。その工事の工程を簡単に説明していきます。 全体を見ると、糸のほぐれている部分が数か所に見えます。これは、カーペットが継ぎ接ぎであることを意味しています。少しづつ部屋を広げて来たために、カーペットがこのように継ぎ接ぎになってしまった訳です。
- 傷んだカーペット
つなぎ目のほぐれ |
台所の糸のほぐれ |
アイロンで焼いた痕 |
飲み物をこぼして出来たシミ |
- 古いカーペットを剥ぐ
- 床を平らにする
ここにあるのは、その例です。板が腐って、土のようになっているのが分かると思います。これは、このままではカーペットを敷くことが出来ません。そこでどうするかというと、こうした部分をきれいにして、その上からクイックセメントを塗り平らにする作業をします。
この2枚は、左がタイルの部分でつなぎ目の隙間が見えると思います。右側は、その上にクイックセメントを塗って溝を埋めたところです。ここまでで午前中は工事の終了です。あとは、乾くのを待たなければなりません。
- 新しいカーペットの糊付け
左側が講壇からまっすぐ伸びているカーペットの様子です。右側は、その長い大きなカーペットの二枚のつなぎ目です。長さの関係で、壁側にもう一枚つなぎ合わせてあります。
これらをサイズに合わせて裁断し、それぞれの場所に設置します。それから、一枚一枚外して、内側にヘラで糊を付けます。その後は、ニーキッカーで端っこを壁に向けて延ばしながら、壁側の部分を長さに合わせて切りとっていきます。そして、きれいに整えれば完成です。
- 完成
その後は、カーペットを切った端切れを集め、掃除機をかければ、それで仕事は終了です。
今回は、ピアノが大きな問題でしたが、縦敷きにしたので、動かす距離はほんの一メートルで済み、特に人手を必要としませんでした。職人二人だけでピアノも移動しました。その分の費用は、床の修理(クイックセメントを塗って平らにするのは別請求)に当てることになりました。