2012年7月16日月曜日

南部バプテスト連盟総会を終えて

今年の南部バプテスト連盟の総会はニューオリンズで持たれましたが、この町にはCafe Du Mondeという、有名なコーヒーショップがあります。わたしは、ここに行きコーヒーとドーナッツを頂いてきました。










総会が終わり、飛行機の出発までの時間を利用して、町を歩いて少し画像に収めてきました。
その中の数枚をここでは紹介しましょう。











皆さんは、ニューオリンズの有名なスティームボートをご存知と思いますが、その船から聞こえる音楽がどこから流れてくるかご存知ですか。
右にある画像がその音楽を奏でているところです。これは、船の最上部にあります。








コンベンション・センターのすぐ近くには2005年8月29日にこの町を襲ったハリケーン・カタリーナの出来事を忘れないようにとオブジェが飾ってありました。




また、川沿いには、昔、自分たちの国を捨て、自由と豊かな生活を夢見て、アメリカという新世界に移民を決断してやってきた人たちのための記念碑が建てられていました。













その他の画像








南部バプテスト連盟年次総会

2012年6月18-20日にニューオリンズで南部バプテスト連盟の年次総会が開催されました。今年の年次総会の標語は、Jesus:to the Neighborhood and the Nations です。今回の総会への登録代議員数は8000人弱でした。毎年、総会の期間中に代議員を含む多くの参加者は町に出て行って個人伝道をしたりして伝道活動を行います。

多くの議題が話し合われ、決議されていきますが、今年もっとも大きな出来事として覚えられるのは、南部バプテスト連盟が1845年に結成されて以来、初めてといえる黒人の理事長が選ばれたことでありましょう。今回の開催地でありますニューオリンズのFranklin Ave. Baptist Churchの牧師のFred Luter Jr.牧師です。彼は、65名で始めた教会を、現在、5000人の会員数を持つ教会に成長するまでにしました。



彼が新しい理事長に選ばれたとき、彼は、上を指さして、神のなさることであるとの思いを明確にしていました。こうした歴史的な出来事の中で人は自分が褒められることを望むものです。確かに、彼もそのことを否定はしないでしょう。しかし、彼は、むしろ、神に栄光があることをジェスチャーでそこに集まった8000人近い代議員に示したのです。


総会では、様々な議事と共に各機関の報告がなされます。南部バプテスト連盟は、全国に6つの神学校を持っています。それぞれの神学校の学長が一年の報告をします。火曜日と水曜日の最後のプログラムを飾るのは、毎回、国内伝道局(NAMB)と国際伝道局(IMB)です。

特に今回の国際伝道局のプレゼンテーションの中で現在、日本に宣教として働かれている大上宣教師ご夫妻が出場され、日本の被災地の現状についての報告をされました。



総会は、単に議事だけのためではなく、他の牧師や団体のリーダーたちとの出会いの場、また、新しい情報を入手する場でもあります。そこには、展示場が開かれ、多くの人はそこに生き、さまざまな団体の働きを学び、あるいは、自分の必要な情報を得ることもできます。

 神学校やキリスト教系大学の紹介から、本屋に至るまでいろいろな紹介がなされている中、教会用のマイクロバスから、教会で用いる子供用の家具などの説明と販売に至るまで、その情報を入手することの出来るのが、この年に一度の総会の場であるのです。





エスニックの牧師たちによって家の教会の運動が昨年より始まり、その説明会も行われていました。わたしは、その説明会に出席、その担当者などといろいろと話をしながら、彼らのしようとしていることを学びました。ただ、残念なことにわたしが考える伝道の方法と彼らの考えとは異なるものを感じています。

父の日礼拝

2012年6月17日、教会では父の日礼拝が持たれました。集まった人数は多くはありませんでしたが、みんなで父の日をお祝いしました。

母の日は、毎年盛大にお祝いされますが、意外に父の日は忘れられてしまうことがあります。
しかし、わたしたちの教会では、毎年、父の日も母の日と同じようにみんなでお祝いしています。



自分の父親に向かって、心から”お父さん、ありがとう!”と言いましょう。

子供たちは、「お父さんありがとう」と賛美したのですが、なかなか人前に立つことに慣れていない子供たちです。中には、立ったと思ったら賛美する前にお母さん目掛けて走り出してしまう子がいたりしました。
みんなそんな姿に心和む時間を与えられたようでした。





子供たちは、小さな子から成人した大きな子供たちまで、みんな自分たちの父親に、”お父さん、ありがとう!”と感謝の気持ちを込めてバラの花を捧げました。

わたしも、既に社会人の息子たちからバラの花をもらいました。
いくつになっても親には子供であり、子供にとっては親であります。こうした親と子の関係が大切に守られ、親は子供を大切に育て、子供が親を尊敬するなら、このような社会を神は大いに祝して下さるでしょう。




最後に出席したみんなでこの日を喜び記念写真を撮りました。



午後は、父親たちが外でばーべーキューをして出席者にふるまいました。残念ながら、午後の活動の写真は誰も撮っていないので皆さんに紹介できないのですが、この日は礼拝に始まり、一日みんなで喜びある時間を過ごすことができました。

感謝な一日でした。