多くの議題が話し合われ、決議されていきますが、今年もっとも大きな出来事として覚えられるのは、南部バプテスト連盟が1845年に結成されて以来、初めてといえる黒人の理事長が選ばれたことでありましょう。今回の開催地でありますニューオリンズのFranklin Ave. Baptist Churchの牧師のFred Luter Jr.牧師です。彼は、65名で始めた教会を、現在、5000人の会員数を持つ教会に成長するまでにしました。

彼が新しい理事長に選ばれたとき、彼は、上を指さして、神のなさることであるとの思いを明確にしていました。こうした歴史的な出来事の中で人は自分が褒められることを望むものです。確かに、彼もそのことを否定はしないでしょう。しかし、彼は、むしろ、神に栄光があることをジェスチャーでそこに集まった8000人近い代議員に示したのです。

特に今回の国際伝道局のプレゼンテーションの中で現在、日本に宣教として働かれている大上宣教師ご夫妻が出場され、日本の被災地の現状についての報告をされました。
神学校やキリスト教系大学の紹介から、本屋に至るまでいろいろな紹介がなされている中、教会用のマイクロバスから、教会で用いる子供用の家具などの説明と販売に至るまで、その情報を入手することの出来るのが、この年に一度の総会の場であるのです。
エスニックの牧師たちによって家の教会の運動が昨年より始まり、その説明会も行われていました。わたしは、その説明会に出席、その担当者などといろいろと話をしながら、彼らのしようとしていることを学びました。ただ、残念なことにわたしが考える伝道の方法と彼らの考えとは異なるものを感じています。