2012年6月13日水曜日

感謝なバプテスマ式

5月27日の礼拝で信仰告白、そして夕方教会員のプール(これはわたしたちの教会がバプテスマ漕の代わりに使わせて頂いている)でバプテスマ式が執り行われました。教会にとってバプテスマ式は何よりも大きな喜びの時ですね。

今回は、交換留学で滞在していたJT君が信仰の決心をし、日本へ戻られる前にと彼も必死に信仰告白を書いていましたが、なかなか出来上がってこない、もう無理かなと思っていたところに彼から信仰告白が送られてきました。彼には、信仰に至る経緯について語りたいことがたくさんあり、それをどのように伝えるかで悩んでいたようです。彼の信仰告白を聞いて会衆の中には涙する者もいました。

バプテスマ式には、クリスチャンでない方も出席され、バプテスマというものがどのようなものなのか興味深く見守っていたようです。これは、素晴らしい出来事です。しかし、わたしたちがしっかり覚えておかなければならないことは、この式が直接その人を救うということではないということです。むしろ、これはイエス・キリストに対する信仰の公な信仰告白であると受け止めて頂いてよいのではないでしょうか。
バプテスマ式が行われる日には、この家のご主人(教会員)のMY氏が、毎回、一生懸命に掃除をしてきれいにして準備してくれています。岩をはめ込んだこのプールは、まるで小さな森の滝壺のようです。プールを掃除するのは大変ですが、MY氏はおひとりでこの奉仕に時間をささげて下さっています。わたしたちはこの奉仕に感謝しています。こうして整えられたプールで式が執り行われました。

この日は、彼の送別会でもありました。クリスチャンになって最初の主の晩餐式を受けることなく帰国していく訳ですが、日本へ帰ってから良い教会が供えられるようにみんなで祈りました。

 
 バプテスマ式の後、日本バプテスト連盟の発行しているバプテスマ手帳がバプテスマ賞と一緒に授与されました。


 
 お祝いのケーキが準備され、まるで結婚式の時のようにケーキカットが持たれました。和やかな雰囲気の中、みんなで彼のバプテスマをお祝いし、喜びを分かち合いました。

 
教会の若者たちは、彼との別れを惜しんでこの最後の交わりの時間を楽しんでいました。これからも更に多くの人がイエス・キリストの愛に捕えられ信仰を持たれバプテスマを受けあたらしくクリスチャンとしての道を歩まれることを心から願ているものです。