2012年3月19日月曜日

インドはダラスとは違う

インドのTataという自動車会社がロールスロイスを買収したと聞いたことがありますが、田舎町へ行けば確かに不便な生活があるのでしょう。しかし、町中のホテルならダラスのような便利さが望めると思っていましたが、その考えは大きな間違いでした。
携帯は、常に圏外で繋がらず、ビジネスホテルでもインターネットはお金で買わなければなりませんでした。それでも5日間で5時間利用で2ドルとういので買うことにしました。ところが、そのスポードの遅いこと、牧師室の記事を書くのに掲載するまでに一時間はかかる始末、それでもやっと何とか最初の数日はうまく掲載できました。ところが、ある時からまったくつながらず、つながってもすぐ切れる、そんなこんなしている間に時間は終了、勿論、メールも出来ない。途中であきらめざるを得ませんでした。

受付に言うと、「今ダウンしています」と何のためらいもなく言われてしまいます。その晴れ晴れとした顔を見ると怒る気にもなりませんでした。これがここImphalという町の現実なんだと、この現実を受け入れるようにしました。
このことで、わたしたちが普段いかに恵まれた生活をしているのかを再確認させられました。その便利さが、実は、わたしたちに罪を犯させる誘因になっていることをも知らされました。便利が当たり前で、ちょっとその便利さに不便が加わると腹を立てる。これは、あまりにも便利さに甘えているわたしたちの弱さに違いないと思います。そして、相手の事情を考慮することなくこちらの事情だけで相手を責める。わたしたちは、便利な社会に生きているからこそ、もっと感謝をすることを学ばなければならないのではないでしょうか。不便になっても、その不便さの中でそれでも生活は回っていく、この現実を感謝すべきではないでしょうか。もし、これが出来なければ、今回訪問させて頂いた村の誰もが不平不満を抱いて生活していることでしょう。そこには職のない人がたくさんいます。それでもその日その日を生きられることに感謝しているのです。

ところで、チェックアウトする時にチームの一人が、インターネットの事を言うと、ホテル側でも、何とかより良い環境整備に取り組む必要のあることは分かっています。こんど来る時までには何とか改善していると思いますので、また是非来て下さいと言われていました。結局、ホテル側も事情は了解しているということです。

そんなこんなで、結局、インドでの記事の続きを書くのに今日まで待たなければならなかった訳です。しかし、孤児院のある場所は、まだImphalから普通で45分、混んでいると1時間以上もかかる小さな村にあり、そこは、この町以上に驚きの生活をしていました。

いろいろありますが、これから少しづつ掲載していきたいと思います。