バプテスマ式には、クリスチャンでない方も出席され、バプテスマというものがどのようなものなのか興味深く見守っていたようです。これは、素晴らしい出来事です。しかし、わたしたちがしっかり覚えておかなければならないことは、この式が直接その人を救うということではないということです。むしろ、これはイエス・キリストに対する信仰の公な信仰告白であると受け止めて頂いてよいのではないでしょうか。
バプテスマ式が行われる日には、この家のご主人(教会員)のMY氏が、毎回、一生懸命に掃除をしてきれいにして準備してくれています。岩をはめ込んだこのプールは、まるで小さな森の滝壺のようです。プールを掃除するのは大変ですが、MY氏はおひとりでこの奉仕に時間をささげて下さっています。わたしたちはこの奉仕に感謝しています。こうして整えられたプールで式が執り行われました。
この日は、彼の送別会でもありました。クリスチャンになって最初の主の晩餐式を受けることなく帰国していく訳ですが、日本へ帰ってから良い教会が供えられるようにみんなで祈りました。
バプテスマ式の後、日本バプテスト連盟の発行しているバプテスマ手帳がバプテスマ賞と一緒に授与されました。
教会の若者たちは、彼との別れを惜しんでこの最後の交わりの時間を楽しんでいました。これからも更に多くの人がイエス・キリストの愛に捕えられ信仰を持たれバプテスマを受けあたらしくクリスチャンとしての道を歩まれることを心から願ているものです。